過食嘔吐をナオス

過食嘔吐の治療薬はある?薬で過食嘔吐は完治できるのか

治療薬

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほどあじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、少しでもやめられるきっかけになれば、と思いこのブログを書いています。

 

今回のテーマは

過食嘔吐を完治できる薬はあるのか?

についてお話ししたいと思います。

 

過食嘔吐は薬で治せる?

わたしは過食嘔吐が続いた20年間、

「どうしたら克服できるのか…、どうして克服できないのか…」

と弱い自分を何度も責めては、そのストレスから過食嘔吐を繰り返すという、悪循環から抜け出すことができませんでした。

 

そんな中でよく思ったことは、

過食嘔吐を治す薬はないのだろうか?

ということです。

これだけ医療が進歩していて、”摂食障害”という病も認知され始めているので、過食嘔吐向けの治療薬があっていいのではないか、と思ったのです。

 

そして、自分で調べてみました。

 

結論から言うと、

過食嘔吐を完治させるための薬はない

ということ。

 

過食嘔吐は、心理的な要因からくる病でもあるため、過食嘔吐になってしまう原因は人それぞれ。

そのため、

「風邪をひいたら風邪薬」

というように、

「過食嘔吐だからこの薬」

というものがないのです。

 

過食嘔吐の症状によって効果のある薬

薬過食嘔吐を完治させるための治療薬はありませんが、個人それぞれの過食嘔吐の症状によって、ある程度の効果が認められる薬はいくつか存在します。

 

過食嘔吐は、自分の意思できちんと「やめる!」と決めないと克服できない病気です。

「過食嘔吐を治すために、こういった治療薬が使われるんだな」ということを知ってもらい、その上で、病院にいくなどの判断を自分でしてみてください。

わたしは医療関係者ではありませんが、過食嘔吐患者として過食嘔吐に効果が認められる薬を調べました。
これらの薬はドラッグストアには販売していない薬で、服用するためには医師の処方箋が必要になります。
薬に関する正確な情報は医療機関にお問い合わせください。

 

抗うつ薬

過食嘔吐を繰り返していると、過食嘔吐をやめたいのにやめられない自分を責めて、落ち込みやすく、軽いうつの状態になってしまうことがあります。

そんな症状に効果的なのが、

抗うつ薬」です。

 

抗うつ薬の役割は、脳内環境の調整をすることで、脳内の神経伝達系(セロトニンやノルアドレナリン)に作用します。

服用することによって、激しい落ちこみや、食べものに対する執着心などを和らげる効果が期待できます。

 

摂食障害患者には、従来の抗うつ薬よりも副作用が少ないSSRIという抗うつ薬が使用されることが多く、過食嘔吐の頻度を減らす効果があると言われています。

副作用が少ないといっても、まったくないわけではありません。抗うつ薬の副作用としては、眠気・口の乾き・胃腸障害・頭痛などがあるため、服用には医師の処方と注意が必要です!

 

抗不安薬

悩み過食嘔吐をかかえていると、

「わたしは一生、過食嘔吐と生きていくのか…」

「お金もかかるし、仕事や人間関係にも影響が出てしまい、とにかく不安…」と、

強烈な不安を感じることが多々あると思います。

その不安が、落ち着きのなさやイライラを誘発し、他人と会うことへの緊張、身体的には冷や汗などの症状を引き落としてしまうことがあります。

 

そんな不安な気持ちが引き起こす症状に対して効果が認められているのが、

抗不安薬」です。

 

抗不安薬は、GABAと呼ばれる中枢神経系を抑制する脳内神経伝達物質に作用します。

抗不安薬を飲むことによって、GABAの働きを強め、脳内の活動がスローダウンさせ、それが心の不安や緊張を和らげます。

抗不安薬の中には、依存性が高いものがあります。
薬に対して身体が依存してしまうと、薬を飲まないことで強いイライラを引き起こしたり、深刻な発作を引き起こすことがあります。服用には医師の処方と充分注意が必要です!

 

抗精神病薬

抗精神病薬」は、幻覚や幻聴がおこったり、本来の自分の姿を失ってしまった際に処方される薬です。

脳内神経伝達物質であるドーパミンが、異常な活動をすることによって興奮状態となり、幻覚や幻聴を引き起こしてしまいますが、このドーパミンの活動を抑えることができるのが「抗精神病薬」なのです。

名前の響きからも、説明文からも、自分が精神的な病気であることを嫌でも突きつけてくる薬ですね…。

できれば飲みたくないと思うのはわたしだけでしょうか…。

 

わたしは20年間続いた過食嘔吐という病の中で、幻覚や幻聴があったことはありませんが、本来の自分の食生活を見失い、暴力的な食欲に負け貪るように食べものを詰め込むことが何度もありました。

そんなわたしを医師が見ていたら、迷わず抗精神病薬を処方していたかもしれません…。

抗精神病薬には、眠気・低血圧・めまい・便秘・不整脈・体重増加などの副作用があります。副作用には個人差が大きくあるので、服用には医師の処方と注意が必要です!

 

睡眠導入剤・睡眠薬

夜道寝付けない夜、1日抑えた食欲が夜中に突然爆発して、コンビニに食べものを買いに走ったことはないでしょうか?

不眠が慢性化し、夜間に過食する習慣から抜け出せない…という方もいると思います。

そういった症状の方に効果が見込めるのが、「睡眠導入剤・睡眠薬」です。

慢性的な不眠に効果のある薬で、短期間作用するものが「睡眠導入剤」、中長時間作用するのが「睡眠薬」と呼ばれているようです。

 

わたしは過食嘔吐を克服するための手段として、「病院に通う」ことを選択しなかったので、ここに記載している薬を飲んだことはありません。

ですが、過食に走ってしまう夜が怖くて、ドラッグストアで睡眠改善剤(ドリエル)を購入して、よく飲んでいました。

睡眠改善剤は、睡眠導入剤や睡眠薬とは違い、一時的な不眠の解消を目的とした薬で、自然な眠りを誘発するタイプのものです。

飲んだらすぐに眠れるような即効性のある薬ではないので、過食嘔吐のわたしには飲んでも意味はなかったのですが、いま思うと何かに頼らずにはいられなかったのだと思います。

睡眠導入剤・睡眠薬にも、眠気・頭痛・運動機能低下などの副作用があります。服用には医師の処方と注意が必要です!

 

まとめ

過食嘔吐の闇に落ちてしまうと、

「食べたくないのに、食べたい」

「吐きたくないのに、吐きたい」

という矛盾との戦いの毎日です。

そんな毎日は本当に辛いのです。

 

飲んだら簡単に過食嘔吐を完治できる薬があるとよいのに…、と幾度となく思いましたが、残念ながら完治できる薬はありません。

そして、効果が期待できる薬はありますが、長期での服用が見込まれ、副作用もあります。

 

プライドの高いわたしは、病院に通って自分の弱さをさらけ出すことができなかったため、自分の力で克服しましたが、

過食嘔吐を克服できる方法は、人それぞれだと思います。

病院に通った方が、早い段階で克服できる可能性もあります。

いま一度、自分の感情や性格をきちんと見つめて、自分にあった方法で過食嘔吐克服に向けて、歩んでほしいなと思います。

 

わたしが過食嘔吐を克服した方法については、下記の記事にまとめています。

花
【過食嘔吐を克服しました】やめるために1番効果的だったこと過食嘔吐歴20年のブログ管理人のわたしが、過食嘔吐を克服するまでにおこなってきたことの中で、1番効果的だったものについてお話ししたいと思います。...
食事
【過食嘔吐を克服する方法】食品添加物を避けるということ過食嘔吐歴20年のブログ管理人が、食品添加物を避けることが過食嘔吐を克服する手段の一つになった経験談をお話しします。...

 

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参考:

たわらクリニック 摂食障害 症状解説
摂食障害情報ポータルサイト 摂食障害とはどんな病気?
杉浦こころのクリニック 抗不安薬・抗精神病薬
エスエス製薬 ドリエル