過食嘔吐をナオス

【過食嘔吐とストレス】過食嘔吐歴20年の中で私が感じた数多のストレス

ストレスを感じる女性の横顔

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほど、あじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、「過食嘔吐をやめられるきっかけになれば」と思いこのブログを書いています。

 

今回の記事では過食嘔吐歴20年のわたしが、

過食嘔吐とストレスの関係を考察”

したいと思います。

 

過食嘔吐のきっかけとなるストレス

スタイルのよい女性
わたしは「過食嘔吐」と「ストレス」はとても深い関係にあると思っています。

 

わたしが過食嘔吐になったきっかけ、それは自分に対するコンプレックス、つまり自分へのストレスでした。

私の過食嘔吐は中学生のときにはじまりましたが、この頃のわたしは太ってはいないものの、スタイルのいい友人と比較して自分を卑下し、

「もっと痩せていれば、かわいく見られるはず…」

「もっと痩せてスタイルよくなれば、自分に自信がもてるはず…」

と常に思っていました。

 

特に「男の子にモテたい」とか、そういう願望があったわけではありません。

とにかく自分に自信がなく、スタイルがよくて可愛くなれば、自分に自信が持てると思っていたのです。

 

わたしは幼い頃から自分に自信がなく、他人の目を気にしては、

「もっと自分に構ってほしい」

「もっと褒められたい」

などと考えている子どもでした。

 

父親が家庭内で暴力を振るう人だったこと、それが原因で家族が不仲だったことが、決定的な愛情不足につながり、「わたしって誰にも愛されてないんだなぁ」という思いから、自分に自信がもてなかったのだと思います。

 

ただ中学生のわたしは自分自身に対して、そんな自己理解ができるわけもなく、ただただ、周りから見た自分、それを少しでもよく見えるようにすることで、誰かに自分をちゃんと見てもらいたかったんだと思います。

 

自分に自信を持てなかったわたしは、思春期特有の息苦しさを口に出して理解を求めることなんてできませんでした。

そして、心の奥底にたまった「もやもやとした感情」を持て余し、そのもやもやの正体もわかっていませんでした。

 

そのもやもやの正体は「ストレス」です。

自分へのコンプレックス。コンプレックスから感じるストレス。そのストレスを過食嘔吐をおこなうことで解決しようとしたのです。

ストレスが過食嘔吐の原因となったのでした。

 

ストレス発散の手段となる過食嘔吐

社会生活
自分へのコンプレックスから感じるストレス、このストレスが中学生だったわたしに過食嘔吐を引き起こしました。

しかし、ストレスからはじまった過食嘔吐は、何年も続くことによって意外な形へと変わっていったのです。

 

それは、学校や会社で感じる日々の「ストレス発散の手段」となっていったこと。

 

過食嘔吐をはじめた頃は、とにかく「痩せたい」「スタイルよくなりたい」という気持ちが先行していましが、過食嘔吐を何年も続けていると、次第に過食嘔吐が日常化していきます。

過食嘔吐があたり前になり、「昨日は過食嘔吐したっけ?」と忘れてしまえるような、大したことない出来事になっていきます。

 

この状態になると、過食嘔吐をはじめた頃には苦しいと感じていた、「限界を超えて食べ、手を口に突っ込んで吐く」という行為に快感を覚えるようになるのです。

  • お腹いっぱい食べられることへの満足感
  • 吐くことで感じる爽快感

いつのまにか、この快感の中毒になっていきました。

 

この快感の中毒になってしまうと終わりです。過食嘔吐の闇から抜け出すことができなくなります。

 

「学校で嫌なことがあった」とか、「会社で上司にムカつくことを言われた」とか、そんな社会生活の不満を、過食嘔吐をおこなうことによって得られる快感で発散するようになるのです。

 

不思議ですよね。

「ストレスからはじまった過食嘔吐」が、次第に「ストレス発散の手段」になっていくのですから。

ですが、「自分は過食嘔吐をストレス発散の手段にしているんだ」と思うことって大事なんです。

 

社会生活のストレスを「過食嘔吐」で誤魔化している弱い自分をしっかり認めて、もっと別のストレス発散方法を探していくことが、過食嘔吐を克服するための第一歩になるのではないでしょうか。

 

過食嘔吐が続くことで感じるストレス

お金
過食嘔吐を何年も続けていると、「過食嘔吐を続けている自分に感じるストレス」もあります。

 

過食嘔吐を何年も続けているとさまざまなデメリットがあります。

わたしが感じた最大のデメリットは、食費がかかりすぎるということ。下記の記事にもまとめていますが、

食費
【過食嘔吐歴20年】過食嘔吐は食費がかかる!1ヶ月の食費と捨てたお金総合計過食嘔吐歴20年のブログ管理人が、過食嘔吐の症状がひどい時期の1ヶ月の食費にいくら使用していたかをお伝えします。...

わたしは過食嘔吐をするために1ヶ月に10万円も食費に費やしていた時期がありました。

 

学校終わりや仕事終わりに、毎日のようにコンビニでお弁当や菓子パン、デザートを買い込み、1日で3,000円以上を食費に使っていたのです。

食べて吐くためだけに。

しかも満たされるのは一瞬です。

 

食べているときの「おいしい!」という快感、満腹まで食べられるという快感。でも、この快感は一瞬で終わります。

食べたものをすぐに吐き出さないと、吐きにくくなるため、満腹を超えたらすぐにお風呂やトイレで吐き出します。

つまりわたしは毎日3,000円を、お風呂の排水溝やトイレに流していたのです。

 

そんなことを続けていたら当然お金がなくなりますよね。「お金がない」という焦りは、とてつもないストレスなのです。

 

お金がないというストレス以外にも、

  • 自分が過食嘔吐という病気であること
  • 過食嘔吐が続くことでもっと深刻な病気になってしまうのでないか

という不安とストレスを常に抱え続けます。

 

過食嘔吐を続けることもまた、とてつもないストレスとなるのです。

 

過食嘔吐ができないストレス

旅行
過食嘔吐が日常化していると、「過食嘔吐ができないこと」に対して強いストレスを感じることがあります。

 

例えば、恋人や友人と旅行に行くとき。

旅行にいくとどうしたって「グルメ」が主役になるため、食べる機会が多くなります。それなのに旅行中は、恋人や友人とはほぼずっと一緒にいることになるので、吐く機会がありません。

 

わたしは食べたものをすんなり吐き出せるタイプではなく、吐くために30分から1時間くらいはお風呂やトイレに閉じこもる必要があります。

ホテルや旅館の部屋付きのお風呂やトイレでは、吐く時の音で過食嘔吐であることがバレてしまいそうで、落ち着いて吐くことができません。(わたしは友人や恋人に過食嘔吐であることは伝えないタイプでした)

部屋の外にあるトイレは、衛生面が気になって顔を突っ込むことなんてできないため、必然的に旅行では「吐くことができない」というストレスを抱えることになります。

 

この「吐くことができないストレス」は本当に厄介で、

吐ける環境にいないことにイライラし、

それなら食べなければいいのに食べ過ぎてしまい、さらにイライラする、

というストレスの悪循環を促します。

 

これは旅行に限らず、友人や恋人の家に泊まりにいったり泊まりにきたりするときにも感じるストレスであり、このストレスのせいでわたしは友人や恋人との深い付き合いを避けるようになってしまいました。

 

過食嘔吐を続けていく中で、わたしが感じた友人や恋人との付き合いについては下記の記事にまとめています。

友達
人付き合いが難しい…過食嘔吐をかかえる人の友人関係について過食嘔吐歴20年のブログ管理人が、過食嘔吐をかかえながら友人関係を築く難しさについてお話しします。...
恋人
過食嘔吐の恋愛は長続きしない?恋人との付き合い方こんにちは。かるがもです。 このブログにお越しいただき、ありがとうございます。 私は、15歳から35歳までの20年間...

結論としては過食嘔吐は友人や恋人との関係を悪化させます。

このブログを読んでくれる方には、そんな悲しいことにならないように、過食嘔吐を克服するための行動をいますぐ起こしてほしいと思うのです。

 

まとめ

過食嘔吐歴20年のわたしが、密接に関係する「過食嘔吐」と「ストレス」についてまとめました。

 

過食嘔吐がはじまったきっかけは、自分へのコンプレックスからくるストレス

しかし過食嘔吐は次第に、理不尽な社会生活をやり過ごすためのストレス発散の手段となりました。

その一方で、お金を無駄にしている実感と不安、いつか大病になるのではないかという心配と不安、過食嘔吐を続けることで感じるストレスもあります。

そして過食嘔吐をやめようとすると、過食嘔吐ができないストレスを感じて、また過食嘔吐に戻る。

過食嘔吐をやめられないというストレス

過食嘔吐とストレスは切っても切り離せない関係です。

 

でも、私は「ストレス」を自分でしっかりと認識することが過食嘔吐を克服するための第一歩になると思っています。

過食嘔吐を続けていると、ただ闇雲に「食べて吐く」を繰り返してしまいますが、その行為に考えをめぐらせ、自分が何にストレスを感じて過食嘔吐をしているのか?を考えることが大切だと思うのです。

過食嘔吐に関わるストレスを、ひとつずつ紐解いて認識するだけでも、自分への理解が深まり、過食嘔吐を克服するための道を進めるようになるのではないでしょうか。

 

食べたものを口に手を突っ込んで吐き出すのって、1番最初にやったとき勇気が必要ではなかったですか?

それを毎日のように繰り返すのって、とっても辛くないですか?

勇気が必要、しかも辛いことなのに、なんでやめられないんでしょうね。

 

でも逆に考えてみると、勇気が必要、しかも吐くのが辛い行為である「過食嘔吐」を続けられるなら、過食嘔吐をやめることもできるのではないでしょうか。

過食嘔吐をやめる勇気

過食嘔吐をやめる辛さ

過食嘔吐をはじめる勇気と、その辛さを日々飲み込んで来た人なら、きっと乗り越えられると思うんです。

 

過食嘔吐で苦しんでいる方のやめたいのにやめられない辛さは、とてもよくわかります。

とてもよくわかるから、過食嘔吐をやめてもらいたいのです。

 

このブログが、自分の中の「ストレス」という感情に向き合って、過食嘔吐を克服するための第一歩にしていただけたら幸いです。