過食嘔吐のツラサ

【過食嘔吐歴20年】わたしが過食嘔吐をやめられなかった理由

晴天に傘

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間過食嘔吐を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌という程あじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、少しでもやめられるきっかけをつくれたら、と思いこのブログを書いています。

 

今回の記事では、

”わたしが過食嘔吐をやめられなかった理由

についてお話ししたいと思います。

 

過食嘔吐は簡単にやめられない

冒頭に記載したとおり、わたしは20年間も過食嘔吐という闇から抜け出すことができませんでした。

 

過食嘔吐がはじまった頃は、

”わたしは自分の意思で、食べたものを吐いている、それは自分の意思でコントロールできている。やめたいと思った時には、いつでもやめられる”

と思っていました。

 

ですが、簡単にやめることはできずに、20年も続いてしまったのです。

 

もちろん、”やめたい”と強く思ったことは何度もあります。

固い意志を持って過食嘔吐をやめる決意し、過食を我慢するのですが、それが1週間と続いたことはありませんでした。

 

それはなぜか?

というと、いつのまにか”食べたら吐く”という行為が、

私の唯一のストレス発散方法

となってしまったからです。

 

過食嘔吐はストレス発散

わたしが過食嘔吐をやめられなかった最大の理由は、過食嘔吐をすることが”ストレス発散”になっていたから。

 

わたしが”過食嘔吐になったきっかけ”という記事にも書きましたが、過食嘔吐をすることは、

  • おいしいものを、制限することなくたくさん食べられる
  • 食べ過ぎて気持ち悪くなったら、吐いてスッキリできる

のです。

 

もちろん、口に指を突っ込んで、食べたものを吐くときは辛いです。

ですが慣れてしまえば、思ったよりも簡単に吐けてしまうのです。

 

そのため、食べること、吐いたあとにスッキリすることを、脳が

  • 気持ちよいこと
  • ストレス発散になること

と勘違いしてしまうのだと思います。

 

嫌なことがあったら、食べ過ぎてしまう。

嫌な事があったら、食べて吐けばいい。

食べたものを吐くことで、嫌な気持ちも一緒に吐き出してくれる、そんな感覚すら持つようになってしまいました。

 

こんな風に書くと、

「過食嘔吐はなんてことない。むしろストレス解消にいいんじゃないの?」

と感じてしまうかもしれませんが、過食嘔吐の闇はもっと深いところにあります。

 

過食嘔吐の苦しみ

過食嘔吐の経験がある方ならわかると思いますが、毎日のように過食嘔吐をしていると

”うまく吐けない”

という日がでてきます。

 

そういう日は、水をたくさん飲んだり、いつも以上に喉の奥に指を突っ込んだりして、無理して吐こうとします。

それでも吐けないと、胃の中に残る食べ物の感触が気持ち悪いと感じるのと同時に、

吐けないと太ってしまう

という、とてつもない恐怖感に駆られるのです。

 

そんな日の次の日は、体を重く感じたり、指を突っ込み過ぎて喉が痛かったり、

「今日こそは気持ちよく吐くぞ」

という異常な思考回路になったりします。

 

食べものを買うのにもお金がかかります。わたしは大学生の頃は仕送りをもらいながら一人暮らしをしていました。

アルバイトもしていたのですが、アルバイト代はそのほとんどが食費に消えてしまいました。(それは社会人になっても同じです)

 

そのうち、どうせ吐くのだからと、安くて、量が多くて、吐きやすいもの、という目線で食べものを買うようになります。

 

過食嘔吐をしている頃は、こんな異常な思考が当たり前だと思っていました。

 

そうやって、過食嘔吐は少しづつ体と、そして心を蝕んでいったのです。

 

過食嘔吐を克服したいま、振り返ると、なんという恐ろしい考えと行為なんだ…と自分でも愕然としてしまいます。

そして、何のために働いていたのか?いまとなってはまったく意味不明です。

 

過食嘔吐を続けること、それは、

おいしいご飯を普通に食べることができる普通の生活

ができなくなるということなのです。

 

まとめ

わたしは20年間の過食嘔吐の経験をとおして、過食嘔吐は、

  • おいしいものをたくさん食べられる
  • 吐いたらスッキリして気持ちよい

という、ストレス発散できる行為であると同時に、依存性の高い行為だと思います。

 

依存してしまうこと、それはやめにくくなってしまうということ。

 

過食嘔吐を克服するには通常、5年〜10年ほどの年月がかかるといいます。

わたしは20年かかりました。

簡単にはじめられるけど、簡単に治すことのできない病

それが過食嘔吐なのです。

 

このブログが、過食嘔吐で悩む方にとって、少しでもやめるきっかけになるのなら幸いです。