過食嘔吐をナオス

過食嘔吐をかかえている子どものご両親にお願いしたいこと

家族

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほど、あじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、少しでもやめられるきっかけになれば、と思いこのブログを書いています。

 

今回の記事では、

”過食嘔吐をかかえる子どものご両親へお願いしたいこと

についてお話ししたいと思います。

 

過食嘔吐をかかえる子どものご両親へ

わたしは15歳のときに過食嘔吐がはじまりました。

 

その頃、わたしの家族は不仲で、わたし自身も精神的に不安定で、思春期の女の子特有の「痩せたい」という思いが強かったこと、それらがきっかけとなって過食嘔吐がはじまりました。

 

そして、わたしの過食嘔吐は20年続きました

10代の輝かしい時代から、20代の女盛りで楽しい時期も過食嘔吐はつきまといました。

 

もちろんやめたいと思っていましたが、過食嘔吐が依存化・習慣化してしまったわたしには、簡単にやめることはできませんでした。

 

そこで、いまでもふと思うのが、過食嘔吐がはじまったあのとき、

両親がなんとしてでも止めていてくれたら

ということです。

 

自分の弱さが原因なのはとてもよく理解しているし、いまさら親のせいにつもりはありません。

 

それでも両親が殴ってでも止めてくれていたら、わたしの人生はなにか変わっていたのかもしれないと思うのです。

 

この記事にも書きましたが、わたしが10代の頃、家庭内は暗く、わたし自身も自意識過剰で、わがままで、キレやすい子どもでした。

10代の女性
【過食嘔吐で過ごした10代】抑えられない食欲と家庭環境過食嘔吐歴20年のブログ管理人が、過食嘔吐で過ごした10代の頃に辛さを切々と語ります。...

 

両親はわたしが過食嘔吐であったことを知っていましたが、止めることはしませんでした。

 

もともと家庭内のコミュニケーションは少なかったのですが、両親が止めることをしなかったのは、わたしがすぐに怒るからです。

 

反抗期まっさかりのわたしは、親に何をいわれてもすぐにカッとなり、怒って「もういい!」と言って部屋に閉じこもっていました。

 

そのため、親はわたしに何を言っても無駄だろうと思ったいたでしょうし、

「ちょっと食べたものを吐くくらい大丈夫だろう」

と思っていたのだと思います。

 

確かに過食嘔吐がはじまったばかりの頃は、毎日のように吐くことはありませんでした。

食べ過ぎた日に吐く、という軽いものだったと思います。

 

ですが、その行為が依存化して習慣化していく怖さを、わたしを含め両親も知る由もなかったのです。

 

20代になる頃には、わたしの過食嘔吐は重症化していました。

ストレス発散の手段となった過食嘔吐は依存化し、ストレスを抱える毎日を紛らわすように過食嘔吐をしていました。

満たされない毎日を、満腹感という快感、限界を超えて食べたものを吐き出すという爽快感に逃げるようになっていたのです。

 

そんな状態になってしまったら、過食嘔吐をやめることはとても難しいのです。

 

自分の状態のヤバさに気づいたときには、もう20代が終わる頃でした。

そして30代から本気で過食嘔吐を克服するために様々なことを試してみましたが、結局完全に過食嘔吐をやめることができたのは35歳になってからでした。

 

太りたくないから、痩せたいから、でもおいしいものもいっぱい食べたいし、と気軽にはじめた過食嘔吐。

 

それは、わたしの人生を侵食し、わたしは食べものにかかる膨大な食費と、大事な人間関係、輝かしい青春時代を失いました。

 

もし、過食嘔吐を気軽におこなっていた10代の頃。

その行為を本気で止めてくれる人がいたら。

 

もう少し、ましな人生があったかもしれない、そう思うのです。

 

過食嘔吐をかかえている子どもがいる方。

見てみぬふりをしないで、止めてあげてください。

止めることで、子どもが怒っても、諦めずに止めてください。

怒ってください。

大したことない行為だと思わないでください。

過食嘔吐は確実にその子の人生を蝕みます。

子どもの過食嘔吐のはじまりを、軽く捉えないでください。

過食嘔吐を抱えて過ごす人生は、とても辛くて苦しい人生です。

過食嘔吐をする子どもに、食べものを与えないでください。

家ではないどこかで、食べてきているかもしれません。

怪しいと思ったら、お腹を見てください。

食べ過ぎた胃がぽっこりと出ているはずです。

そうしたら、夜ごはんを与えないでください。

過食嘔吐をする子どもにお小遣いはあげてはいけません。

生きるために食べることもできない人が世界中にいるのに、罰当たりなことをするな、といって殴ってもいいと思います。

子どもだから、そんなこと言われてもピンとこないかもしれません。

何を言っても、真剣に怒っても、殴っても、子どもは過食嘔吐をやめられないかもしれません。

ですが、「過食嘔吐を真剣に止めてくれる人がいた」という事実は、その子どもの人生になにかしらのよい影響を与えると思います。