過食嘔吐のツラサ

過食嘔吐で「痩せる」は間違ってる!過食嘔吐で痩せない理由3選

体重を計る女性

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほどあじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて「少しでもやめられるきっかけになれば」と思いこのブログを書いています。

 

今回の記事は、

過食嘔吐で「痩せる」は間違ってる!

について。

 

「痩せたい」

という理由で、自分の肯定感をあげるため、自分に自信を持つための手段として過食嘔吐をはじめてしまう人は多いのではないでしょうか。

少なくともわたしはそうでした。

 

「痩せたい」という願望のさらに奥深くには、

  • 「好きな人に好かれたい」
  • 「きれいになってモテたい」
  • 「注目を浴びたい」

などさまざまな願望があると思いますが、

これらの目的を果たすために「過食嘔吐」を選択するのは間違っています

 

わたし自身、「食べたものを吐く」、そうすれば自然と痩せると思っていました。

でも違っていたのです。

この記事では過食嘔吐歴20年のわたしが、「過食嘔吐で痩せる」という考えが間違っている理由についてお伝えしたいと思います。

 

過食嘔吐で「痩せる」は間違っている理由

間違っていること
痩せるためにはじめた過食嘔吐。

私の過食嘔吐生活は20年間続きましたが、実は過食嘔吐をやめてからの方が痩せることができたのです。

このことについては下記の記事にまとめていますが、

ウェストの細い女性
過食嘔吐をやめると痩せる?私は過食嘔吐をやめたら痩せました痩せるためにはじめた過食嘔吐。実は、過食嘔吐をやめた方が痩せるということを知っていますか?過食嘔吐歴20年のブログ管理人が実体験を交えてお話します。...

過食嘔吐をやめることによって、体重が安定し太りにくい体になったのです。

 

もちろん過食嘔吐をやめるために、食生活を正し、定期的な運動をはじめたことも原因としてあげられます。

ですが、結局のところ過食嘔吐という、「食」に支配された生活を送っていては、本当の意味で痩せる、そして魅力のあるスタイルになることなんてできないのです。

 

私が過食嘔吐を克服して気付いたその理由を3つにまとめました。

食べたものを完全に吐き出すことは難しいから

食卓
「過食嘔吐で痩せるのは間違い」とお伝えしていますが、厳密にいえば過食嘔吐をおこなうことによって痩せることはできます

過食によって食べたものを”すべて”吐き出すことができれば、そして、それを毎日続けていければ、痩せることができます。

ですが、それは簡単なことではないのです。

 

食べたものを胃の底からすべて吐きだすことは、生命を維持しようとする本能が備わっている人間には難しいのです。

大量に食べて、何度も手を口に突っ込み、何度も嗚咽を誘っても、ある一定の量を吐き出したら、胃の中に食べものが残っていても出てこないのです。

 

人間てすごいですよね。自分の今の体を維持できる分の食べものを、体の中にとどめておこうと本能が働いているのです。

それでもなお、チューブなどを駆使して吐くことはできます。

毎日そこまで吐き切ることができる人は、見た目にもわかりやすく劇的に痩せていますが、それはごく少数派です。

 

わたしの過食嘔吐は、食べたものを胃の中から根こそぎ吐いてしまうタイプではありませんでした。

そこまで吐いてしまうと体力がかなり奪われ、翌日の生活がままならなくなるため、無意識レベルで吐く量をコントロールしていたのだと思います。

そのため過食嘔吐をしているのにもかかわらず、体重は過食嘔吐をする前とそれほど変わらなかったのです。

 

過食嘔吐を抱える人の多くが、

わたしのように毎日のように過食嘔吐をするものの、今の体重を維持するくらいの食べものは吐き出すことができずに、

劇的に痩せることなく、それまでどおりの見た目であることが多いのです。

 

痩せるために過食嘔吐をしているのに、すごく苦しい思いをして毎日吐いているのに、結局痩せれていないなんて、本当に無意味ですよね。

つまり、痩せようと思って過食嘔吐を選択することは間違っているのです。

 

毎日が異常な食欲に支配されてしまうから

たくさんの食べもの
過食嘔吐を抱えている人の生活は、常に「食欲」に支配された生活です。

 

毎日のように大量の食べ物を胃の中に入れ、手を突っ込んで吐き出しているため、胃は相当疲れているはずなのに、翌日には胃の疲れなんか忘れて、激しい食欲を感じます。

これもおそらく、吐くことによって足りなくなった栄養分を体が本能的に欲しているのだと思います。

また、お腹いっぱい食べられる快感、それを吐き出す快感を頭や体が覚えてしまい、我慢できない食欲が沸き上がってきます

そして、無意識に大量に食べ、吐き出す。

毎日がこの繰り返しです。

 

過食嘔吐は、「食べたものを吐くだけ」と思っている人も多いかもしれませんが、そんな簡単なものではありません。

異常な食欲からのお腹いっぱい食べて吐き出す快感、この快感がストレス発散の手段となり、過食嘔吐のループから抜け出せなくなるのです。

 

毎日が食欲に支配された生活で、痩せることができると思いますか?

痩せたとしても、健康的で魅力的なスタイルになることができると思いますか?

異常な食欲に異常な食生活、そんな生活を送っている人が健康的で魅力的なスタイルになることなんてできないのです。

「食欲」と「痩せたい」という願望のはざまで、もがき苦しむだけです。

 

過食嘔吐は顔をむくませてしまうから

ストレスを感じる女性の横顔
このブログでは過食嘔吐のデメリットとして顔がむくむことを何度も伝えてきていますが、過食嘔吐をしているととにかく顔がむくみます。

ウェストの細い女性
過食嘔吐をやめると痩せる?私は過食嘔吐をやめたら痩せました痩せるためにはじめた過食嘔吐。実は、過食嘔吐をやめた方が痩せるということを知っていますか?過食嘔吐歴20年のブログ管理人が実体験を交えてお話します。...

この記事にも書いていますが、前日の夜に激しい嗚咽を何度も繰り返しているので、顔がぱんぱんになります。

目元が腫れぼったくなり、目に生気も宿りません。

 

そのため体重はそれほど変わっていないはずなのに、顔がむくんでいるのでぱっと見は太っているかのように見えてしまいます。

体が太っていなくても顔がむくんでいるだけで、太って見えるんですよね。

痩せようと思ってはじめた過食嘔吐が、結果的に太って見える「顔のむくみ」の原因になってしまうのです。

 

この観点でもやはり、痩せるために過食嘔吐を選択することは間違っているのです。

 

まとめ

痩せるために過食嘔吐を選択することは間違っている理由についてお伝えしてきました。

  • 食べたものをすべて吐き出すことは人間の本能的に難しい
  • 異常な食欲に支配された異常な食生活では、健康的に痩せることはできない
  • 顔が常にむくんでしまう

無理な過食嘔吐をおこなうことにうよって、一時的に痩せることはできます。

ですが、それを続けることは人間の本能的にとても難しいですし、

「痩せていればそれでいいのか?」というとそうではないはず。

 

むくみのないスッキリした顔、元気で健康的で魅力的なスタイル。

それは過食嘔吐では得ることができないのです。

痩せるために過食嘔吐を選択しようと思っている方、もしくはすでに過食嘔吐をはじめてしまった方。

やめるなら「今」です。

過食嘔吐は期間が短いほど、克服しやすくなります。

この記事の内容が、過食嘔吐を長引かせる前に、引き返してもらう一助になれば幸いです。