過食嘔吐をナオス

【過食嘔吐について知る】摂食障害とは?過食嘔吐との関係

勉強

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほどあじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、少しでもやめられるきっかけになれば、と思いこのブログを書いています。

これまでたくさんの過食嘔吐に関する記事を書いてきました。

その目的はもちろん過食嘔吐で悩んでいる方に、過食嘔吐を克服して欲しいと思っているから。

 

過食嘔吐を克服するためには、まず「自分が病気である」ことをしっかりと認識する必要があると思っています。

 

そこで今回の記事では、

摂食障害

について詳しくお話したいと思います。

 

過食嘔吐は、”摂食障害”という病気に分類されます。

摂食障害とはどんな病気なのか?を知り、自分の病気について理解し、過食嘔吐を治すための小さな一歩にしてもらえたら幸いです。

 

摂食障害とは

食事する女性摂食障害とは、

身体的・精神的な要因が密接に関連して形成された食行動の異常

のこと。

 

もう少し簡単に説明をすると、「痩せたい」という強い思いから、”食事をとらない”、”むちゃ食いをして吐く”など、食事をとおして異常な行動をとってしまう病気です。

10代から20代の若い女性がなりやすいといわれています。

 

厚生労働省のホームページより抜粋した国内の患者数の推移は次のとおりです。

摂食障害の国内患者数

この表を見てわかるとおり、1992年から1998年の間に患者数が急激に増えています。

1990年代は「1億総グルメの時代」とも呼ばれ、コンビニエンスストアが普及しはじめた年代でもあります。

また、この数字は病院を受診した患者数であり、病院を受診していない患者を含めると、近年では21万人の患者がいると推定されています。

 

摂食障害をおもな症状で分類すると、

  • 食事をほとんどとらない神経性やせ症
    (いわゆる拒食症)
  • 満腹を超えても食べ続ける神経性過食症
    (いわゆる過食症)

の2つに分かれます。

 

神経性やせ症(拒食症など)とは

神経性やせ症とは、「太りたくない」「痩せたい」という思いから、食事をとらなくなってしまう病気です。

まわりから見ると明らかに痩せているのに本人は痩せているとは思っていないため、太ることに恐怖感を感じて食べものをほぼ口にしません。

 

【行動】

  • 痩せるために食事をほぼとらない
  • 食事をほぼとらないが反動で過食に走ることもある

 

【症状】

  • 異常な痩せ状態が継続する
  • 筋力が低下にともない疲れやすくなる
  • 栄養が不足することによって貧血を起こしやすい
  • うつ気分や不安、自尊心の低下

 

ダイエットをきっかけに発症することが多い病気で、ダイエットの成功体験をとおして、さらに極端な食事制限をおこなったり、偏った食事を追及してしまうという悪循環に陥ります。

 

神経性過食症(過食症・過食嘔吐)とは

神経性過食食は、「痩せたい」という強い思いから食のコントロールができなくなり、頻繁に過食を繰り返してしまう病気です。

”過食嘔吐”といわれる病気は、摂食障害の神経性過食症に分類されています。

 

【行動】

  • 1回の食事で大量の食物を、詰め込むように食べる(むちゃ食い)
  • むちゃ食いと排出行為(下剤の濫用・嘔吐)を日常的に繰り返す

 

【症状】

  • 食事のコントロールができない
  • 排出行為をおこなうため標準体重であることが多い
  • 病気であることを本人が認識していないケースもある
  • 過食嘔吐の悪循環が続き長期化しやすい

 

”やけ食い”との区別がつきにくいと思われがちですが、アメリカの精神医学会の新しい診断基準では、週1回でも過食があれば治療が必要とされています。

 

摂食障害の治療について

薬わたしは医師ではないので、過食嘔吐の経験者として摂食障害の治療についてお話したいと思います。

 

摂食障害は、心理的な要因が強く関係しているため、治療に時間がかかるといわれています。

実際に私は過食嘔吐(神経性過食症)が20年間続きましたが、本気でこの病気と向き合いはじめてから完治するまでに5年という時間がかかりました。

 

”神経性やせ症”と”神経性過食症”は、どちらも「痩せたい」という心理的な要因から発症することが多いため、どちらの症状でも治療方法や治療期間が変わるわけではないと思います。

 

ちなみにわたしは、過食嘔吐という病気を治すために病院に通うことを選択しませんでした。

なぜ通わなかったのか、それには様々な思いがありました。

  • 他人に過食嘔吐であることを知られたくない
  • 弱い人間だと思われたくない
  • ストレス発散の手段である過食嘔吐を失いたくない…

 

過食嘔吐を治したいと思っているのに、自分自身が心の底から過食嘔吐と向き合うことができずに、治すことから逃げ続けていたので、病院には行きたくなかったし、病院に通っても治らないだろうと思っていたのです。

 

つまり、摂食障害という病気は本人が

”本気で治したい”

と思っていなければ、病院にいったとしても完治するのは難しいのだと思います。

 

まとめ

摂食障害(過食嘔吐)を克服したものとして、摂食障害についてまとめさせていただきました。

 

特に過食嘔吐は、コンビニエンスストアが普及した1990年代から患者数が激増している点からも、手軽に食品が手に入る時代だからこその病気、現代病なのではないかと思っています。

 

気軽に食品が手に入るのは、とても便利な反面、新たな問題も生み出しているのだと実感しました。

すべての物事には裏と表があるのですね。

 

いま過食嘔吐で苦しんでいる方が、自分の病気がどんな病気であるかを知って、ちゃんと向き合って、治すための努力をしてもらえるように心から祈っています。

 

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参考
厚生労働省 みんなのメンタルヘルス
摂食障害情報ポータルサイト 接触障害について
摂食障害全国基幹センター 摂食障害の現状
厚生労働省における摂食障害対策