過食嘔吐をナオス

過食嘔吐は治らない?本当は治したくないと思っている真実

大事なもの

こんにちは。かるがもです。

このブログにお越しいただき、ありがとうございます。

 

私は、15歳から35歳までの20年間、過食嘔吐(神経性過食症)を繰り返してきました。

”やめたくてもやめられない”

過食嘔吐の苦しさを嫌というほど、あじわいました。

過食嘔吐で苦しんでいる方に向けて、少しでもやめられるきっかけになれば、と思いこのブログを書いています。

 

今回の記事では、

”過食嘔吐は治らない?本当は治したくないと思っている真実

についてお話ししたいと思います。

 

過食嘔吐は治らない?

食べたいものを我慢せずに、たくさん食べて吐きだせば、太ることなくスタイルを保てる。

吐くことは、最強の太らない方法

過食嘔吐をはじめた当初、わたしはこんな素晴らしいことを思いついた自分を、すごいとすら思っていました。

 

次第に、吐くことの爽快感が病みつきになり、吐くことがストレス発散になっていきました。

運動や友達とのおじゃべり、様々なことでストレス発散ができるはずなのに、唯一のストレス発散方法が過食嘔吐となったのです。

 

過食嘔吐で過ごした15歳から35歳までの20年間、わたしは何度も過食嘔吐をやめようとしました。

いく度となく、

「今日は吐かないぞ!」

と決めて、食欲のスイッチが入ってしまわないように、その日1日食べ物のことを考えまいと、ほぼ絶食で過ごします。

 

でも翌日には、異常な食欲を爆発させてしまい、過食嘔吐をしてしまう。

もちろん、食欲をコントロールして吐かない日を3〜4日続けられることもありましたが、結局は過食嘔吐に戻ってしまいます。

 

そして思うことは、

過食嘔吐はもう治らないんだろうなぁ

ということ。

 

逃げ道である過食嘔吐

道どれだけ頑張っても、どれだけ食欲を我慢しても、職場や人間関係で嫌なことがあったらすぐに過食嘔吐に逃げてしまう。

 

でも、わたしは心のどこかで「それでいい」と思っていたことも事実なのです。

 

勉強したくないのに勉強しなくちゃいけない…

他人と比較して自分が劣っていると感じる…

職場で理不尽なことがあった…

恋人と理解しあえない…

子どもの頃に思っていたような大人になれていない…

 

食べたいものを食べたいだけ食べられる快感は、空っぽの自分を満たしてくれます

そして、限界を超えて食べた食べものを吐き出すときは、自分の中の不安や不満を一緒に吐き出しているような感覚を覚えます。

 

そんな幻想にとらわれてしまう過食嘔吐は、弱い自分の唯一の逃げ道だったのです。

 

もちろん、食べ物でお腹いっぱいにしても、空っぽの自分がひとときは満たされますが、結局は空っぽの自分のまま。

不安や不満を食べものと一緒に吐きだしたって、不安と不満はまだちゃんと自分の中に残っています。

 

食べても、吐いても、何の解決にもならないのです。

 

逃げ道を失いたくないという思い

なぜ自分が空っぽなのか?

自分を見つめ直して、

一からなにかに打ち込んで頑張ること、

ストレスに立ち向かって努力をすること、

それができなくて、つらくて、

自分に自信もなくて、すぐに諦めて、

そんな自分にストレスを感じて過食嘔吐を繰り返す。

 

嫌いな自分と向き合って、報われるかもわからない努力をしたり、恥ずかしい思いをするなら、

過食嘔吐に逃げてしまう方がずっと楽

なのです。

 

過食嘔吐という逃げ道がなくなってしまったら、自分の中にある不安や不満をどう処理していいのかわからなくなってしまう。

 

結局は自分が、逃げずにしっかりと自分の弱さと向き合って解決しないといけない。

そんなことはわかってる。

でも、そんな勇気もないし、努力もできない。

簡単にできたら、過食嘔吐になんてなってない。

わたしはそうやって自分を納得させていました。

 

過食嘔吐をやめたくないと思っている真実

真実わたしは、過食嘔吐をやめたいと思いながらも、心の奥底でやめたくはないと思っていたのです。

 

だから、

「過食嘔吐はもう治らない」

とあきらめていました。

 

いまこのブログを読んでくれている方も、「治らない」と思っているのではないでしょうか。

 

過食嘔吐をやめたいと思いながら、心の奥底ではやめたくないと思っていませんか?

 

わたしはこの

心の奥底ではやめたくないと思っている

ことにきちんと目を向けることが大切だと思っています。

 

人は少なからず、依存する傾向を持っていると思います。

ギャンブル依存症

アルコール依存症

ショッピング依存症

そして、過食嘔吐

依存症にはたくさんあります。

どれも自分を苦しめるものばかり。でも溺れてしまうのが人間です。

 

そこには、何かしらのきっかけと、自分の弱さがあるはず。

 

わたしはとても弱い人間です。

だから20年もの長い間過食嘔吐を克服することができませんでした。

 

過食嘔吐が続いたわたしの20年間は、

「やめたいのにやめられない」

と思っていました。でも本当は、

やめたいけどやめたくない

だったのです。

 

でもそんなわたしが、なんとか克服できたのは、自分が本当はやめたくないと思っていることに気づいたから。

 

なんでやめたくないのか?

逃げ道を失いたくないから。

 

でも弱い自分から逃げるための手段が「過食嘔吐」である自分は、本当に救いようのない人間だと気づけました。

過食嘔吐をおこなうことの醜さ、

過食嘔吐をおこない続ける代償、

これらを見てみないふりしないでください。

 

自分を大切にすること、それを忘れないでください。

 

どうかこのブログを読んでくれる方々が、過食嘔吐を止めるために真剣に自分と向き合ってくれることを願っています。